🌻R5再犯防止啓発月間への御協力ありがとうございました🌻
7月が終わり、今年の再犯防止啓発月間も終了いたしました。
皆様におかれましては、この1か月間、SNSでの投稿やポスターの御掲示など、様々な形で御協力いただき、誠にありがとうございました。
今日は、今年の再犯防止啓発月間の締めくくりとして、この1か月を振り返りたいと思います。
☀令和5年の再犯防止啓発ポスター☀
前回の投稿では、再犯防止啓発ポスターのポスターツアーを投稿しましたが、今年のポスターに込めた思いについて紹介します。
平成29年に、再犯防止の分野において、政府が取り組むべき施策を定めた「再犯防止推進計画」が策定されました。
そして、令和5年3月にこの再犯防止推進計画が計画期間を終えたことから、「第二次再犯防止推進計画」が策定され、再犯防止の取組は新たな段階を迎えました。
そのような今だからこそ、「再犯防止がなぜ必要か、改めて考え直す必要があるのではないか。」ということをコンセプトに、令和5年の再犯防止啓発ポスターを作成しました。
再犯防止は、犯罪をした者等が再び犯罪をすることを防ぐ取組ですが、その根底には、「新たな被害者を生まない、安全・安心な社会を実現する」という目的があります。
令和5年度の再犯防止啓発ポスターは、そのような思いを一人でも多くの方にお伝えするために、
「変わってほしい 被害者も 加害者も 生まない 未来のために」
をキャッチフレーズとしました。
このキャッチフレーズについては、ポスターを御覧になられた方一人一人、様々なとらえ方があることと思います。
例えば、「犯罪をした人は、二度と犯罪をしないように変わってほしい」とか、「犯罪をした人を排除するのではなく、そうした人が再び犯罪をすることがないよう、何かできることがあるのではないか。」などなど。
ポスターを見てどのように感じるかは人それぞれだと思いますが、このポスターを御覧になられた方が、再犯防止を知ってくださり、また、再犯防止がなぜ必要か考えるきっかけとしていただけましたら、ポスターの製作者として、これに勝る喜びはございません。
☀今年もポスターの掲示等ありがとうございました☀
今年のポスターも、例年同様、全国の日本司法センター、法務局、検察庁、矯正施設、更生保護官署、出入国在留管理局といった法務省の出先機関に掲示いたしました。
また、それ以外にも、警察署、裁判所、地方公共団体、鉄道会社等にも御協力いただき、全国で掲示していただきました。
なお、前回の投稿でも紹介しましたが、今年も、法務省前の祝田橋交差点にあるポスター掲示板で、ポスターを掲示いたしました!
一緒に掲示した社会を明るくする運動ポスターとの2つの色合いが対照的で、コントラストが鮮やかでした。
☀その他の啓発活動☀
ポスターのほかに、例年同様、法務省公式ツイッターで、再犯防止啓発月間について周知させていただきました。
また、啓発月間中、X(ツイッター)等のSNSに投稿いただいた皆様、御協力いただき、本当にありがとうございました。
なお、啓発月間中は、法務省ホームページのトップページに、再犯防止啓発月間のバナーを掲示していました。お気づきになられた方はいらっしゃいましたか☺?
バナーは7月までの掲示でしたが、再犯防止啓発月間のページは引き続きご覧になれますので、ぜひのぞいてみてください。
☀おわりに☀
今年も、再犯防止啓発月間をきかっけに、一人でも多くの方に再犯防止を知ってもらえるよう取り組んでまいりました。
また、多くの方に再犯防止の周知に御協力いただきました。
この場をお借りして、お礼申し上げます。本当にありがとうございました。
啓発月間はこれで終わりですが、再犯防止に向けた取組は終わりません。
今年の再犯防止啓発ポスターに思いを込めたとおり、新たな被害者も加害者も生まない 未来のために、安全・安心な社会の実現のために、再犯防止を推進してまいります。
引き続きの御理解・御協力をよろしくお願いいたします。